人と獣の境界線 第二章 蛍宮宮廷

獣人の隠れ里で思いを通わせた天藍は蛍宮の皇太子だった。

天藍は有翼人の羽根に商品価値を見出していた。立珂の純白の羽根を納品すれば宮廷で生活をさせてくれると言い、薄珂と立珂は宮廷暮らしを始めた。

穏やかで楽しい日々を送る薄珂と立珂だったが、あるとき立珂の羽が茶色く濁ってしまう。

立珂を守るため幾つもの困難に立ち向かう薄珂だったが、それは国家間の争いにまで発展していく。

薄珂は再び激動の日々に身を投じ、新たな挑戦をすることとなる。


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